こうもり

大寒を迎え、寒い週末でしたね。

今日は家に籠って、家族でヨハン・シュトラウスのオペレッタ「こうもり」を観ました。2011年12月31日に、ウィーン国立歌劇場で上演されたものの録画です。

 

この序曲は、フィギュアスケートの鈴木明子さんが今期のプログラムにも使っていて、なじみのある方も多いと思います。「こうもり」とはちょっと意味不明な題名ですが、一言であらすじを言うと、友人のアイゼンシュタインに「こうもり博士」というあだ名をつけられて馬鹿にされたファルケが、その仕返しに仕組んだ恋のドタバタ劇です。華やかな舞踏会を舞台にいろんなドタバタが繰り広げられ、最後は「何もかも、こうもりのいたずら心とシャンパンのせいだった」とハッピーエンドで終わります。華やかで楽しいオペレッタで、小学校高学年の娘も(時々解説が必要でしたが)楽しんで観ていました。

 

このオペラには、ちょっとした思い出があります。

私の出身大学では、毎年秋の学園祭で音楽科によるオペラを上演するという伝統があり、3年生が主役、1~2年生がお手伝い(合唱など)で出演するんです。それで、私が大学1年の時、2年の時と2年続けて「こうもり」が上演されました。先輩方の後ろで、舞踏会の一員として合唱で出演したのが良い思い出です。そう、女子大だったので私は男役でした(笑)。宝塚みたいですね。

 

ちなみに、私たちが3年生の時には、スメタナの「売られた花嫁」をやりました。これについては、また機会があれば書いてみたいと思います。

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コメント: 1
  • #1

    すい (月曜日, 23 1月 2012 11:53)

    こうもり、懐かしいねー!
    軽妙でメロディアスな曲が多いし、舞台も華やかで、
    誰にでも楽しめるオペラの筆頭ではないかと。

    そうそう、男役、とってもお似合いでした(笑)!