小学生の子供が「卒業生とのお別れ会」での校歌の伴奏に立候補してきました。他にも立候補した子がいて、オーディション（？）で決めるそうで、楽譜を頂いてきたのですが・・・

「ママ・・・この楽譜すごいんだよ・・・」と持ってきたのを見ると、驚きの見づらさ！！

なぜか手書きの上、何回もコピーを繰り返したと思われる、昔懐かしいワラ半紙・・・ドなのかレなのか、ついている臨時記号は♭なのか♯なのか、よ～く目を凝らして見ないと判読がつきません。先生も「これしかないのよ～」とおっしゃっていたそうで。

ある程度慣れた人なら、楽譜はひとつひとつ音を辿って読むものでなく、「感覚」で読むものです。でも、この年代物の（？）楽譜では「感覚」で読むのはちょっと難しい・・・

ということで、清書してみることにしました。

とは言え、手書きの清書では見づらさはそう変わらないだろうと思い、何か良いソフトはないだろうかと検索したところ、いいものを発見！

「ミューズスコア（MuseScore）」という、無料の楽譜作成ソフトです。

これが、無料ソフトにしてはよくできていて、感覚的にドンドン音符を入れて行けば楽譜が作れます。合唱曲のように声部を分けることや、途中からヘ音記号をト音記号にしたりといったことも可能。もちろん歌詞も入れられます。おもしろくてすっかり夢中になってしまいました。

子どもの学校の校歌は、校歌にしては凝った曲で、複雑なリズムあり、装飾音符ありで、慣れないソフトのために最初はやり方がつかめず、結構な時間をかけてしまいましたが、その甲斐あって美しい楽譜が出来上がって嬉しい！　子どもが伴奏者に選ばれるかどうかはどちらでも良いのですが（笑）、このソフトを見つけるきっかけをもらえたことに感謝です。

初心者さんには少し難しい曲を簡単にアレンジしたり、よく知っている曲を採譜したりするのにも使えるかな～、と思っています。