ピアノ調律

残暑が厳しい毎日ですね。

 

今日、ピアノの調律をしてもらいました。

この調律師さんは私が子どもの時からのおつきあいで、実家のある千葉から毎年わざわざ来てくれます。私のピアノも、この方の紹介で浜松のヤマハの工場まで行って試弾して買ったものです。

 

「音がちょっと下がってきて440Hzになってるみたいなんだけど。442Hzに上げとく?」と聞かれ、「え?確か、もともと440Hzで合わせてもらってたはずだけど。でも今は442Hzが主流だよね。じゃせっかくだから442Hzでお願いね」「あちゃ~!言わなきゃ良かった!」と苦笑いしながら、基準音を442Hzに上げて調整してくれました。

 

ちなみにHz(ヘルツ)とは「振動数」のことです。クラシック音楽では、基準音となる「ラ」の音を440Hz(一秒間に440回振動する)または442Hz(同442回)に合わせるのが普通です。

 

440Hzより442Hzの方が、振動数が多いので、すこーしだけ高い音になります。私は残念ながら、一秒間にたった2回というこの違いを正確に聞きわけることはできないのですが、調律が終わったピアノを弾いてみたら、今までより明るい音色になりました。調律師さんの話では、この「2回」の効果だそうです。

 

早速、午後に来られた生徒さんに弾いてもらいました。

「何だかいつもと感じが違います」とのこと。鋭い!!

明るくクリアな音色になったピアノ、私も弾くのが楽しみです。